「DMM GAMES 遊び放題」がサービスを続けた未来の話

2,980円で30日間対象タイトルが遊び放題。対象タイトルは毎週追加されます。

この「DMM GAMES 遊び放題」が今後も現在と同じペースで対象タイトルを追加し続けたらどうなるか、という妄想の話です。

このまま行くとエロゲ業界死んじゃう

現状で毎週大体10~20本程度対象タイトルが増え続けています。1ヶ月50本くらい。全てが素晴らしく魅力的な作品というわけでもないので実質的には大した数ではないかもですが、それでもよほど没頭しない限り枯渇することはないだろうペースで増え続けています。

そうすると、近いうちに「新作エロゲの敵は旧作エロゲの大群」という構図が出来上がります。というか既に出来上がってます。DMM GAMES 遊び放題は既に700本以上のエロゲが集まった化け物サービスになっていますから。「ラブコメも抜きゲーも選び放題遊び放題の2,980円のサービス」と「クソゲーかもしれない9,240円の作品」って比べるまでもないですね。勝負になってません。

こうなると「エロゲ初心者はとりあえずDMM GAMES 遊び放題」になります。そしてここから出てきません。出てくるのはエロゲオタクを辞めるときです。DMM GAMES 遊び放題をやっていれば新作エロゲなんて必要ないんですから。

少子高齢化問題と同じようなものですね。「新作を買ってくれるエロゲオタク」が全然生まれなくなります。そして古参のエロゲオタクはどんどん死んでいきます。「新作を買ってくれるエロゲオタク」の人口が減り続け、新作を作っても売れず、エロゲメーカーが立ち行かなくなります。

遊び放題サービスが登場する以前の環境

遊び放題サービスが登場する以前は、比較は作品同士でした。個人戦ですね。「新作1本 VS 旧作1本」です。「作品を買う」という点はどちらも同じなのでまだ戦えました。

それが遊び放題サービスの登場で「個人 VS 巨大組織」になり、どうしようもなくなったわけですね。物語の世界では個人の方が勝つんですが、現実では巨大組織が勝ちます。

エロゲメーカーはなぜ作品を提供するのか

DMM GAMES 遊び放題がエロゲメーカーにとってそんな致命的なサービスだとしたら、DMM GAMES 遊び放題に作品を提供するのはエロゲメーカーにとって自殺行為ですね。でも今週も順調に対象タイトルが増えていました。エロゲメーカーの皆さん、自殺願望でもあるのでしょうか。

発想を変えてみましょう。「エロゲメーカーが既に死んでいる場合」どうなるでしょう。エロゲメーカーが解散だか倒産だかで死ぬと、作品の権利はどこかの誰かに渡ります。けど権利を持っていてもそれをお金に変換できなければただのゴミです。どんどん「古い作品」になっていき、誰からも発見してもらえなくなります。こうなると本当にただのゴミですね。

それならDMM GAMES 遊び放題に放り込んで、端金でも稼げるようにした方が有効活用ってもんです。2,980円のうちいくらがこの権利者に渡るかはわかりませんが、押し入れの奥で眠らせておくよりはマシです。遊び放題なので、多少古くさくても「まぁ遊び放題だし」で手に取ってくれる客は発生するでしょう。

そしてこの権利者にとって、エロゲメーカーやエロゲ業界が潰れることは痛手ではありません。単にエロゲメーカーが潰れた際に何か色々あって作品の権利を手に入れた人なので。エロゲで食っていこうとか考えてません。「もらえるもんだからもらったけど、これ何か使い道あるの?」みたいな人です。「現金化できるよ」と誘えば飛びつきますよね。

「DMM GAMES 遊び放題に作品を提供しているのはエロゲメーカーではない」説。どうでしょう。現役のエロゲメーカーの作品も並んでいるような気もしますがアレは何なのやら。わかりません。そもそも全部妄想ですから。

この妄想には「DMM GAMES 遊び放題によってエロゲ業界が滅んだ後どうなるか」という続きがあります。 → こちら