「DMM GAMES 遊び放題」がエロゲ業界を滅ぼした未来の話

前回「DMM GAMES 遊び放題が近い将来エロゲ業界を滅ぼす」という話をしました。

今回はそのエロゲ業界が滅んだ後どうなるか、という話です。

DMM GAMES 遊び放題に適した「エロゲの進化」

これまでのエロゲは自社で制作・販売する前提で設計されていました。このためDMM GAMES 遊び放題によって立ち行かなくなるんでしたね。「ラブコメから抜きゲーまで何でもある定額遊び放題サービス」と「クソゲーかもしれない高額作品1本」では勝負にならないので。

それでDMM GAMES 遊び放題がエロゲ業界を独占します。そして今度は様々な分野で繰り返されてきたように、エロゲも環境に合わせて進化します。

様々な分野で繰り返されてきた「進化」

たとえばインターネット初期のオタクはホームページを自作して作品を公開していました。皆さんバラバラにホームページを作っていたので、客がそこから好みの作品を探し出すのは至難の業でした。

pixivなどの作品投稿サービスの登場がこの環境を一変させました。作品が一カ所に集まり、検索が容易になりました。「タグ」はすごい技術だと思います。

環境が変われば客も変わります。自作ホームページ時代は選りすぐりのエリートが主力客でしたが、作品投稿サービス時代になるとキーボードの扱いも怪しい一般人まで客になり、その数はエリートの何倍も多いです。

客が違えばどういう作品がウケるかも全然違いますよね。作品投稿サービス時代になり、作品も作品投稿サービスにより適した形に進化しました。サムネ映えを意識するようになり、一般人ウケを意識したわかりやすい作品も増えました。これと同じことがエロゲでも起こるでしょう。

新形態「DMM GAMES 遊び放題限定配信タイトル」

エロゲはDMM GAMES 遊び放題で利益を上げられるように進化していきますよね。どうしたら儲かるんでしょうね。

客1人から得られる利益は減りますね。8,800円のうちいくらが利益になるかはわかりませんが、30日2,980円の遊び放題サービスから得られる金額よりは多いでしょうから。

ってことで合理化が進み「安く作れる作品」になるんじゃないでしょうか。ヒロインの数が減り、ストーリーが短く簡単になり、UIもシンプルに済ませ、むしろツクールシリーズみたいな「素材だけ用意すればいい枠組み」が積極的に用いられるようになるとか。

これにより「エロゲは安く軽く楽しめるもの」という認識が広がり、「高額な上に人を選ぶもの」な現代より一般人にも受け入れられるようになり、そしたらエロゲプレイヤーの人口は増えそうですね。自作ホームページ時代から作品投稿サービス時代になった際に客が爆発的に増えたのと同じように。

DMM GAMES 遊び放題は流通インフラになる

ほぼ全てのエロゲがDMM GAMES 遊び放題で配信される環境なので、「エロゲをプレイしたい人」はほぼ全員DMM GAMES 遊び放題の会員になります。電気ガス水道を今更使わないという選択肢はありませんよね。それと同じで、エロゲをプレイしたい人は自動的にDMM GAMES 遊び放題に入会するようになります。

作品をDMM GAMES 遊び放題に頼らずに販売してもいいんですが、ろくに売れません。pixivやTwitterだけでなくホームページまで見に行ってますって奇人、どれだけいますか。作品投稿サービスで検索しても見つけられない作品は存在しないのと同じです。DMM GAMES 遊び放題で検索して見つからないエロゲも、存在しないのと同じです。

はい、ここまで来るともうDMM GAMES 遊び放題がエロゲの流通インフラとしての地位を確立したわけですね。

まとめ

「ほぼ全てのエロゲがDMM GAMES 遊び放題で配信されるようになったら、それに合わせてエロゲも進化する」というだけの話で、それもやっぱり全部妄想で。

8,800円でクソゲー率も高くて少数精鋭しかエロゲオタクを続けられないせいで数万本で大ヒット扱い…そんなところであぐらをかいているエロゲ業界にしびれを切らせたDMMのエロゲ業界破壊爆弾がDMM GAMES 遊び放題…だったら面白いですね。