「Dolphin Divers」感想

DMM GAMES 遊び放題」対象タイトルから目に付いたのをやっていきましょう。今回は「Dolphin Divers」。

エロゲ版海猿

超簡潔に言えば海猿を恋愛アドベンチャー化したもの。

(ニコニコ大百科より)

海猿は見ていませんが、大変的確な説明だと思います。海難救助士になるために訓練校で地獄の猛特訓を頑張るぞーみたいな話です。死んだり後遺症が残ったりという重大事故は起こらず、発生するトラブルは全部ご都合主義でなぎ倒しながらかわいいヒロインたちとの学園ラブコメをやっていきます。

トラブルが全部ご都合主義で解決されるため、ストーリーは大して面白くありませんが、ヒロインがかわいいのでどうでもいいです。特にメインヒロインのみなもちゃん。この世に舞い降りた天使でしたね。口の中がドクロマークになってる立ち絵がかわいらしすぎました。

すごくご都合主義です

どのくらいご都合主義かというと、海難救助用のアンドロイドがうっかり心を持ってサブヒロインになるくらいご都合主義です。それも現代の最新式さえそこまで高機能ではないのに10年前の旧式が、です。あ、当然セクサロイド機能も搭載してます。つえー。

あまりにご都合主義なため、気になるという人もいるかもしれません。でも気にしたって作品が楽しめなくなるだけでいいことないじゃないですか。「まぁいいじゃないかエロゲなんだし」の姿勢で流していきましょう。この作品はそれができないと割とキツいです。

最初から全ルート攻略可能設計

このヒロインルートをクリアしないとこっちのヒロインルートに入る選択肢が表示されないとか、Normal Endを見てからでないとTrue Endに入れないとか、ありますよね。今作にはそういうルート制御が一切ありません。最初から全選択肢が表示され、その選択肢によってのみルートが決定されます。

「目的のヒロインルートに入るために、条件のヒロインルートを片付ける」という感覚がなくてよかったです。「片付ける」という感覚は、楽しいひとときを過ごすにはあまり適しませんから。

エロゲでマウスジェスチャー

本作にはマウスジェスチャー機能が搭載されています。エロゲでは初めて見ました。マウスジェスチャーは「マウスの右ボタンを押しっぱなしにしたままマウスを特定の方向に動かすことで特定の機能を発動する」という機能で、ウェブブラウザなどではよく搭載されています。覚えるまでは少し大変ですが、一度覚えてしまえば便利です。

そうです。エロゲとは致命的に相性が悪いです。覚える前に全クリしちゃう上に、他の多くの作品には搭載されていないので。やっと慣れて使いこなせるようになった頃に全クリしちゃって、他の作品でマウスジェスチャーを使おうとマウスを動かして何も起こらず「あ、そうだマウスジェスチャーないじゃん」と気付く。そんな悲しい事故が起こります。切ないですね。

マウスジェスチャー機能がウェブブラウザと相性がいいのは、付き合いが長いからです。付き合いは数千時間に及ぶから「覚える手間」が1回だけで済み、便利なだけの機能になるんです。エロゲなんて頑張っても精々100時間程度じゃないですか。

「使いこなせるようになれば便利な機能」はエロゲとの相性が悪いです。ファンクションキーに機能を割り当てている作品をときどき見掛けますが、あれもダメな例です。

総評

「面白い」というようなストーリーではなく、ご都合主義を流せるのでなければ割とキツいです。それさえ乗り越えればヒロインは抜群にかわいいので楽しめるかと思います。序盤こそつんけんしているヒロインもいますが、中盤には棘が取れて丸くなっています。ご安心ください。

ボリュームはシーンスキップ機能があることもあり、それほど重くは感じませんでした。特にサブヒロインルートは「ほら一応サブヒロインルートも付けといてやったぞ喜べよ」な短さなので、サブヒロイン目当てでやるとがっかりするかもしれません。ヒロインルートは短すぎず長すぎず、程よい長さだったと思います。

特別オススメするような作品ではありませんが、みなもちゃんをはじめヒロインの皆さんは大変かわいいので、作品紹介ページを見て気になったらやりましょう。