「ひこうき雲の向こう側」感想

DMM GAMES 遊び放題対象タイトル「ひこうき雲の向こう側」の感想記事です。

感動モノの悪いところ全部乗せ

本作にはメインのルートがおおまかに3つ、その他におまけみたいなルートが2つあります。メインの3ルートはいずれもしっかり作られていて、それぞれかなりどぎつい展開になります。

いずれも最終的にはハッピーエンドに落ち着きますがそこに至るまでの課程でごりごりとプレイヤーの心を削るような鋭い描写があり、とても消耗します。疲れました。面白かったですけど、疲れました。このため読後感は「いやーやっぱり感動モノってキツいわ」でした。もうしばらくはやりたくありません。

それで肝心の感動はありましたか、というと…なかったんですよね。ここ一番の大事なところで白ける演出があって。瑛莉ルートのエピローグが特に酷く、エンディング後のクソ長いエピローグはダレました。

「おまけみたいなルート」の1つであるエクストラはメイン3ルートを終えると開放される、つまり最終ルートなわけですがここもダメでした。最後にヒロインが「モニタの向こうのあなた」とか何とか言って語り始めたときは「あー」となって冷めました。

感動させようとしてやった全てが裏目に出ている、そんな印象です。

美奈ちゃんが理想の妹ヒロインでした

なぜそのどぎつい割に感動もアレな作品を完走できたかというと、ひとえに美奈ちゃんが全編通してかわいすぎたためです。彼女が心の支えになっていました。

毎朝起こしに来てくれて、そのまま主人公の布団に潜り込んでぐっすり寝てしまう美奈ちゃんかわいい。料理ができなかったのに練習を重ねて何とか食べられる域まで到達する美奈ちゃんかわいい。頭から足の先までかわいいの塊みたいなヒロインでした。こころなしかCGも他のヒロインの1.5倍くらい気合いを入れて描かれていたような。

もしかすると美奈ルートだけやって終わりにしていればそれほど疲れることなく良好な印象のまま終えられたかも…?

まとめ

体力の有り余っているときに全ルートやるか、美奈ルートだけにして他のルートを見なかったことにするか。「最近ゆるゆるな作品ばかりやってきたからたまには刺激のあるのがいいなぁ」みたいなときにやる分には適しているかもしれません。