「Like a Butler」感想

DMM GAMES 遊び放題」対象タイトルから目に付いたのをやっていきましょう。今回は「Like a Butler」。

微妙なお嬢様学園モノ

幼なじみがお嬢様学園に記念受験してみたらうっかり合格してしまい、執事を用意しなくてはならなくなり、それで頼み込まれて幼なじみと一緒にお嬢様学園に入学することになる話です。

ヒロインは幼なじみとお嬢様2人とメイド1人。お嬢様学園ってことで命を狙われたり、誘拐されたり御家のごたごただったり、そういう話がメインです。お嬢様って感じですね。

一番よかったのがメイドの瑞穂ルートってそれお嬢様学園モノとしてどうなんだというのはありますが、よかったんだから仕方ない。「一番よかった」より「他が印象に残らなかった」の方が適切、というのは不味い気がしますけど。

夏休みの宿題を自分で片付けるべきか

作中にそういう画面がありました。芸術方面の作品を作る宿題を、お嬢様たちは「自分が考えたものをその道のプロに伝えて作ってもらう」という方法で処理します。これに対して庶民の主人公と幼なじみは違和感を持ちます。

庶民感覚では、こういう宿題は「出来は二の次で手作り感が評価されるもの」です。というのも、私たち庶民は基本的に将来「自分でやる仕事」でご飯を食べていくことになります。だから「自分でできること」が大事なんですね。この手の宿題はその分野に興味を持ってもらうためのきっかけです。興味を持ってもらい練習すれば上達して、いずれできるようになるから、宿題時点での出来は二の次です。

一方で富裕層は基本的に将来「仕事を指示する」立場に就きます。イラストを描いたり像を作ったりはしません。そんなもんになられても困ります。彼ら彼女らには上に立って贅沢して経済を回す人材になることが求められているんですから。そういう性質上「自分のやりたいことを適切な人材に伝え、やってもらうことができること」が重要です。

私も庶民なもので、本作でこの場面に遭遇するまで「出来は二の次で手作り感が評価されるもの」でした。でも言われてみれば、富裕層ならそういうやり方の方が正しいのかもしれません。

総評

「夏休みの宿題」みたいに細かなエピソードでは印象に残ったものもありましたが、終わってみて何か残ったかというと、何も残らなかったんですよねこれが。

やるなら、瑞穂ルートとついでにセーラルートもやるかやらないかくらいでいいと思います。他の2つのルートは別に…。