「迷える2人とセカイのすべて」感想

DMM GAMES 遊び放題」対象タイトルから目に付いたのをやっていきましょう。今回は「迷える2人とセカイのすべて」。

「代価」のお話

本作のメインヒロインはエルフの幼女で、無意識のうちに周囲の人々の願いを叶えてしまう能力を持っています。ただし能力が発動すると地球の一部が崩壊します。大地の力を使って願いを叶えている、とかそんな説明だった気がします。

このように「何かをするには、別の何かが必要になる」という点をテーマに据えたのかどうかは定かではないですが、そういう話が多かったです。主人公に強い武器を使わせるためにヒロインが寿命を削ったり、敵に見つかる危険を冒してでも生活費を稼がなきゃいけなくなったり。タダで願いを押し通そうってのは都合がよすぎますよね。

結局ご都合主義で解決しちゃうんですが、それでも「何かをするには、別の何かが必要になる」ということがビシバシ伝わってきて、とても面白かったです。

ユーベルリートさんが可愛すぎる

ユーベルリートさんはラスボス的な存在です。中盤に化けの皮が剥がれて敵対することになり、主人公たちが勝って個別ルートでは仲間になって協力する―みたいな流れになるんですが、主人公たちと敵対しているときのユーベルリートさんが可愛すぎました。

これまで隠していた感情をあらわにして主人公たち、というかメインヒロインのエルフの幼女を殺しに掛かってくるんですが、このときの表情がとても豊かで、大変魅力的でした。

万能で強大な魔力を持っており到底勝てそうにない、みたいな雰囲気を出しておきながら協力した主人公たちに割とあっさりと追い詰められて負けてしまうところも魅力的。ご都合主義の波には勝てなかったよ…勝たれても困りますけど。



ユーベルリートさんが楽しそうで何より。ルートどころかHシーンもないサブキャラクターですけど、とてもよかったです。

致命的でないバグが多数残っている


これが他のテキストと同じ扱いで突然登場します。驚いて集中が吹っ飛びました。「こんなの」を「こんなん」に直した、とかですかね。たまにありますよね。気付くと気になっちゃうやつなので直してくれたのなら嬉しいですね。その修正履歴が漏れていなければ。

この修正履歴を見ると発売後に修正したようですが、それでも誤字脱字など致命的でないバグが多数残っていて、ゲーム進行上は問題ないのですが少し気になりました。気にしても仕方ないので無視して進めるしかないんですけど。

総評

全く触れませんでしたがヒロインの皆さんはとてもきらびやかでかわいいです。その上ユーベルリートさんが思い切り刺さって私は大満足です。

作品全体を通してご都合主義でごり押ししていくので、幻想的なタイトルやパッケージの雰囲気などから重厚なものを期待していると多分ダメです。キャラゲーだと思ってやるといい感じだと思います。

私は最初「この雰囲気は年寄りにはちょっとキツいかな…」と躊躇っていました。中二病的なアレが。ですが始めてみたら特に引っかかることもなく、スムーズに進められて楽しい一時を過ごせました。そういうワケで年配のエロゲオタクの皆さんもやりましょう。多分大丈夫です。私の頭が子供ってだけのことかもしれませんけども。