現実はそんなに奇抜じゃないし厳しくもないので、やっていきましょう

インターネットには今日も奇人変人に遭遇した報告が上がっています。電車で席を譲ったら年寄り扱いするなとぶち切れられたとか、挨拶したら防犯ブザーを鳴らされたとか。いやぁ世も末ですね。

でもこれ、裏を返すと今日も日本は平和ですってことなんですよね。

話題になるということは、珍しいということ

身近で殺人事件が起こったら、それは大いに話題になるでしょう。珍しいから話題にして盛り上がれるんです。盛り上がったということは、珍しいということです。席を譲ってぶち切れられるのも、挨拶で防犯ブザーを鳴らされるのも、話題になるということは珍しいということです。

逆にたとえば「トラックとすれ違ったこと」は話題になりません。ありきたりすぎて。席を譲れば笑顔でお礼を言われるのも、挨拶すれば挨拶が返ってくるのも、普通なのでしょう。話題にならないので。

多分一生挨拶しまくっても防犯ブザーを鳴らされることはないだろうってくらいの確率です。その認識を揺さぶられたから「嘘!?信じられない!」ってことで盛り上がったんです。ですから、席を譲ってぶち切れられることも、挨拶して防犯ブザーを鳴らされることも、まぁないと思いますよ。0じゃないけど、ほぼ0。

珍しいパターンを恐れずにやってみましょう

防犯ブザーを鳴らされるくらいなら挨拶しない方がいい。オタクの思考回路は大体こんな感じですね。低確率の事故を恐れすぎて何もできなくなるやつです。

けどこれ、「やった方がいいこと・やりたいことだけど、怖いからやらない」という心理なので気が滅入ります。日常的に万事でこれをやるわけですから、どんどん気分が暗くなっていきます。精神病になる未来が見えますね。

ってことで珍しいパターンは無視しましょう。多分そんなに悪いパターンは引かないだろうということにして、他人と接してみましょう。100%安全ではないですが、高確率で良い方の結果を引いて明るい気分になります。多分防犯ブザーではなく挨拶が返ってきます。

珍しいパターンを無視して他人と接していくと、現実がそんなに奇抜ではなく、厳しくもないことが理解できてきます。良くも悪くも、私たちは宝くじの高額当選とは無縁の人生を送るんです。ご安心ください。

エロゲの主人公は「俺ら」

エロゲは主人公に感情移入、つまり主人公になりきってヒロインと楽しいひとときを過ごすゲームです。このためエロゲの主人公はプレイヤーが感情移入しやすいようにデザインされています。

はい。オタクの思考回路をコピーしたような主人公が溢れているわけですね。エロゲをプレイするのはオタクなので。オタクの思考回路ってアレです。「俺なんかが声を掛けたら防犯ブザーを鳴らされるかもしれない。防犯ブザーを鳴らされるくらいなら挨拶しない方がいい」ってアレ。

こんな主人公を四六時中見ていたら「それが普通」と思ってしまいます。主人公がこれまた感情移入しやすいように「常識人」として描かれていることも手伝って「防犯ブザーを警戒して挨拶しないのが普通」という価値観に洗脳されていきます。マズいですね。

まとめ

  • 話題になるということは、珍しいということ
  • だからそんな珍しいパターンは警戒せずに、積極的にやってみましょう

人間はやたら危険や失敗に敏感な生物なので、つい100%の安全を求めちゃうところがあります。けどそれをやるとゆるやかに精神病に陥ります。つまり危険が間近にあるか未来にあるかの違いしかありません。

「やった方がいいこと・やりたいこと」をやれずに誰とも接することなく鬱々と過ごすってそれは一応生きてはいますが、死んでいるのと大差ありません。ということで、振り切っていきましょう。