エロゲオタクのための寝る技術

「健康のためには睡眠が重要である」という点について異論はないと思いますが「それエロゲと関係ある?」ってなりますよね。

「エロゲ」とは直接関係しませんが「エロゲオタク」の生態とは割と密接に関わります。

エロゲオタクは慢性的に睡眠不足です

エロゲにはまっている、というかはまることができた逸材の皆様は「文字を長時間読み続けることが苦にならない」という性質を持っています。でないと文字を読むゲームのエロゲはプレイできません。

つまり「物語が面白いとうっかり数時間文字を読み続ける」のが皆様です。皆様にとっては当たり前かもしれませんが、これ結構特殊なんですよ。一般的な人類はそれほど文字を読めません。脳が耐えられなくて。

いくらランニングが楽しくても数km走ったら苦しくなって走り続けられなくなりますよね。一般人って文字でこれと同じ現象を起こすんですよ。驚きですね。

さて。すぐに疲れるならいいんです。自動的にやめられるので。けど皆様の場合は就寝時間が近付いてから面白い物語に遭遇すると、睡眠時間を削って読み進めてしまいますよね。心当たりありませんか。

読み終えたら「いやぁ面白かったなぁ!」という満足感があります。けど睡眠時間は足りていないので体はボロボロ。それも今回だけじゃないですよね。今回の作品でそうだったということは、多分前の作品でも、次の作品でも、面白かったら同じように睡眠時間を削ってましたよね。

それで皆様は慢性的な睡眠不足です。だからエロゲオタクには寝る技術が必要なんです。

寝るための考え方

エロゲで疲れは取れません

エロゲは楽しいです。時には気持ちよくもあるでしょう。けどエロゲで疲れは取れません。エロゲに限らず趣味に疲れを取る効果はありません。楽しいだけです。

趣味は余裕のある暇なときにやるものです。睡眠時間や生活、仕事の時間がまずカチッとあって、その余りでやるものです。暇でないときは疲れてイライラしているので、趣味なんて楽しめる状況じゃありません。

エロゲは必要ありません

大半の人にとって、エロゲは趣味の域を出ないでしょう。生活に役立ってもいません。今日中にこのヒロインのルートを終えなくても、明日1日何の問題もなく過ごせるはずです。「エロゲをやらなかったから」と言って仕事で失敗したり持病が悪化したり、そういうことはないですね。

なので、就寝時間をエロゲで冒すのはもうやめましょう。「11時に寝る」と決めたら毎日11時には寝ましょう。それより前に寝る分には構いませんが、それより後に寝るのはダメです。11時に寝ましょう。

目覚まし時計は捨てる

「7時に起きるために、7時に目覚まし時計を鳴らす」じゃないんです。「どれだけ寝ようと7時には起きられるように、就寝時間を設定する」んです。それがあなたにとっての必要な睡眠時間です。

何なら6時に起きたっていいじゃないですか。布団の中でぐだぐだ過ごしたり、早起きして趣味に充てたり色々できるんですから。

目覚まし時計は無理矢理起きるための道具です。本来もっと寝ていたいけど、起きなきゃいけないから大音量を発生させて無理矢理起きているんです。本来よくないんですよ。

コーヒーも捨てる

コーヒーなどの眠気覚まし各種も目覚まし時計と同じで「無理矢理起き続けるための道具」です。無理矢理眠気を無視しているだけで、そもそもの眠気は「疲れ」から発生しています。眠気覚ましで「疲れ」が取れるわけじゃないですよね。

起きている間に眠気を感じずに済む程度の睡眠時間が必要です。それが8時間か10時間かわかりませんが、あなたにはそのくらいの睡眠時間が必要なんですよ。

就寝時間の前に布団に入る

「5分前行動」って言うじゃないですか。万一に備えて少し早めに始めてトラブルに備えるってヤツです。これを睡眠でもやりましょう。

単純計算で午前7時までに8時間寝るには、前日午後11時に就寝すればいいです。就寝できれば。電気を消して布団に入って30秒で意識を飛ばせるかって、毎回安定してできるわけではありませんね。

そのための「備え」を持ちましょう。「布団に入ってから~分もあれば、まぁ寝られるだろう」という時間を適当に見積もって、その分就寝時間より早く布団に入ります。そうすれば遅くとも決めた就寝時間には寝られるはずですし、早く寝ちゃっても長く寝られます。この「備え」で「8時間寝たいのに7時間30分しか寝られなかった」をなくせます。

布団に入ったら思考停止する

睡眠とは「思考停止状態が続き、脳が機能を停止した状態」です。医学的にどうかは知りませんが、私はそう解釈するのが都合がいいのでそうしてます。宗教。

部屋を暗くするのも思考停止のためです。「まぶしいなぁ」という「思考」の発生を防いで思考停止状態を維持するために、部屋を暗くするんですよ。逆に言えば明るくても思考停止できるなら寝られます。

「思考停止すれば寝られる」という点が重要です。我々オタクという人種は無駄に考えてしまう性質があります。布団に入ってから一人反省会を開催したり、ヒロインとのエロい妄想したり、ありますよね。あれをやめるとすっと寝られます。

「思考停止」とは

「思考停止しろ」と言われてもどうしたらいいかよくわかりませんよね。簡単です。「脳内で喋るやつ」をやめるだけです。

「あ~でもあれだったからこれで…」と声に出さずに脳内で喋るやつ、やってますよね。あれが「思考」です。あれをやめましょう。しばらくして思考を再開している自分に気付いたらまた止めます。それを繰り返していれば近いうちに寝てます。

思考停止のための工夫

思考停止しやすい寝室を作る

まず静かな方がいいです。ただし「無音」を目指す必要はありません。あくまで思考を発生させないための工夫なので。無音に近いと少し音が発生しただけで気になってしまうのでむしろ悪影響です。

部屋は暗い方がいいです。と言っても完璧に遮光する必要もないです。理屈は同じ。カーテンを閉めて照明を消す程度で十分です。点滅を繰り返すような家電製品はできるだけ寝室から取り除きましょう。

温度・湿度も適度に調節しましょう。暑い・寒いの思考を発生させないためです。

昼間のうちに体を動かす

人間の体は多数決でできています。全身が疲れていると、脳がそれほど疲れていなくても全身から「考えてる余裕なんてねぇんだよ寝させろ」と訴えられて寝ざるを得なくなります。これが「疲れて眠い」という状態です。

逆に「脳は疲れているけど全身がそれほど疲れていない」という状態はそんなに眠くありません。「難しく考えるのがダルい」だけです。脳だけでは多数決に勝てないのでなかなか寝られません。

エロゲオタクの皆様は多分そんなに体を動かしていませんよね。このため全身が「まぁまだ寝なくてもいいかな」みたいな状態で夜を迎えてしまい思考してしまうわけですね。

1~2kmほどランニングや散歩すれば体はすっかり疲れ果てるはずです。普段文字を読んで過ごしているエロゲオタクの体なので。

なお筋肉痛になるほど体を動かすのはダメです。全く体を動かしてこなかった場合は最初数日は仕方ないですが、それ以降も筋肉痛になるほど運動量を増やしてはいけません。痛いと思考が発生してしまうので。

布団に入ったら体をまっすぐ伸ばして仰向けになる

と言っても別に「手を伸ばす」みたいに「少しでも長く」という伸ばし方ではなくて。たとえば頭の後ろに手を敷いたり、横を向いたり、そういうのをやめましょう。

体が曲がっていると痺れてしまいます。そうするとうっかりしばらく寝られなかったときに「痺れた」という思考が発生して就寝が遠のいてしまいます。

抱き枕などの「体を曲げないと使えない道具」は使わない方がいいです。普通の枕で寝ましょう。

手のひらと足は倒しておきましょう。立てたままだと掛け布団の重さが掛かって不安定になり、それが気になって思考してしまうので。

布団に入る前にトイレに行っておく

「ちょっとトイレ行きたいかも…でも布団から出るの面倒くさいしこのまま寝ちゃえないかな…」みたいな思考を発生させないためです。

まとめ

  • エロゲオタクは睡眠不足になりやすい
  • エロゲでは疲れは取れないし、エロゲは必要でもない
  • 脳内で喋るやつ(=思考)をやめれば寝られる
  • 布団に入ってから思考しないために、各種工夫をするとすっと寝られる

こんな感じです。寝ましょう。ぐっすり寝て、余裕ができてからエロゲやりましょう。エロゲの優先順位なんてそれで十分です。