「ランス・クエスト マグナム 統合版」感想

DMM GAMES 遊び放題」対象タイトルから目に付いたのをやっていきましょう。今回は「ランス・クエスト マグナム 統合版」。

統合版とは

DMM GAMES 遊び放題の対象タイトルになっている「ランス・クエスト マグナム」には「統合版」というよくわからない言葉がくっついています。何でしょうねこれ。結論を言うとただの「ランス・クエスト マグナム」です。

「ランス・クエスト マグナム」は「ランス・クエスト」に要素を追加したりゲームバランスを調整したりしたものです。「ランス・クエスト」に上書きする形で適用します。「統合版」とはつまり「マグナムで上書き済みですよ」といった意味です。

単純に「ランス・クエスト マグナム」と言ってもらえれば一番わかりやすかったと思うんですけども。

いくらでもやり直せるRPG

作品名の通り、本作はクエストをクリアしていくことでゲームが進んでいきます。そして全てのクエストを何度でも繰り返し行えます。さっき殺したはずの悪役は当然もう一度復活し、記憶も全部消えます。お金や経験値などのRPG的なものだけは残りますが、他は全てなかったことになります。

このため「このキャラクターが死んでいると不味いのに殺しちゃった」みたいな場合は戻ってそのキャラクターを殺さないように立ち回ってフラグを上書きすればいいです。

またクエストに失敗しても「今回そのクエストで拾ったアイテム」を持ち帰れずに失うだけです。回復アイテムが消費アイテムでないこともあり、他に失うものは特にありません。まぁ時間とか言っちゃえばそりゃそうですけど。

このため安心して「とりあえずやってみて、ダメならパーティを整える」という進め方ができます。これがすごくいい。

とりあえずやってみる

初めてプレイする作品は、当然何が起こるかわかりません。攻略情報で「ここから敵が一気に強くなる」と言われても1強くなるのか10強くなるのか、感覚的に理解できません。

それを感覚的に理解するには「とりあえずやってみる」が一番です。自分のパーティでやってみて、実際にボコボコにされて、こりゃ不味いとなってパーティを整える。これができると無駄な備えすぎが減り、またパーティを整える作業も必要性と必要量を理解しているのでやる気が出ます。

パーティを整える作業って作業じゃないですか。何度も経験値効率のいい敵を倒し続けるアレ、嫌ですよね。あれはゲームの中のクソゲー部分です。やらずに済むならやりたくない。

しかし失敗にペナルティがある作品、たとえばドラクエでは所持金が半分になったりしますが、ああいうのがあると気軽に「とりあえずやってみる」ができません。その結果プレイヤーは過剰に備えてしまい、その備えというのはつまりパーティを整える作業の積み重ねで、プレイヤーに不要なクソゲー部分を押しつけてしまいます。

本作はその「いくらでもやり直せる設計」により「とりあえずやってみる」が気軽にできるようになっています。このため「とりあえずやってみる」方針でとても気持ちよくプレイできます。どんどん突っ込んでどんどん失敗して理解していきましょう。

総評

いつものランスシリーズなので、時間を忘れてプレイしてしまうような面白さと、これ作った奴爆発しねぇかなみたいな面倒な部分が混在しています。いつものことですね。

RPG部分については「いくらでもやり直せる設計」のおかげで「とりあえずやってみる」が気軽にできて気持ちよくプレイできました。とりあえずやってみましょう。詰まってから考えれば済みますから。

失敗が許される設計って安心できていいですね。よくやらかす人類なのでこういうのに弱いです。

ランスシリーズ感想記事

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