クソUIで学ぶエロゲUIデザイン「タイトル画面のボタンが一列に並んでいない」

エロゲをプレイしていてよくクソUIに遭遇します。なぜこんなクソUIにしてしまったのか…テスト段階で誰もおかしいと感じなかったのか…。

そういうUIの失敗例を紹介していきます。今回はタイトル画面のこんなUI。

タイトル画面のボタンが一列に並んでいない


「キミトユメミシ」のタイトル画面です。画面下部にボタン群があります。

ちなみにこれは1ルート攻略が終わった後のタイトル画面です。「1ルート攻略が終わった」ということは、エロゲオタクの皆様はタイトル画面にどういう変化が起こるべきかわかりますね。回想ボタンですね。

そのあるはずの回想ボタンがどこにあるのかわからず、十数秒探してしまいました。正解は左上。お前そこにいたのかよ探したよ。

タイトル画面のボタンは全て一列に並んでいるのが望ましいです。5個前後のボタンが集合していれば「ボタン群」は十分な大きさで目立ち、プレイヤーは探さなくてもそのボタン群を発見できます。そして一列に並んでいるので順に見ていけば近い将来目的のボタンを発見できます。

しかし本作のように一部のボタンが独立してしまうと悲惨です。まずボタン群を順番に見ていき、回想ボタンが見つからずに困惑します。次に画面右上の水が目立つのでその辺を見て、何か文字を発見して理解しようとします。ってこれメーカーロゴじゃねぇか! それからしばらくあちこち探し回って、左上の足首のところに何かゴミみたいなものを見つけます。何だこれ…ってこれだー!

なんでエロゲで宝探ししなくちゃいけないんですかね…。

こんなデザインになってしまった経緯

仕方なく左遷したんじゃないかと思います。

まずこのタイトルCGの構図が致命的に不味かった。このタイトルCGでヒロインの顔と胸を隠さずに美しくタイトルロゴを表示できる位置は、ここしかありません。上部では上2人の、画面中央ではほぼ全員の顔を隠してしまいます。左右も収まりが悪い。それで仕方なく現在の位置に落ち着きます。

しかし真ん中にタイトルロゴを置くと左右のボタン数を合わせる必要が出てきます。合わせないと美しくなりません。けど表示したいボタンの数が奇数。どうしよう…。その結果「おまけ」ボタンはあくまでおまけ、後から表示される異質なボタンだからと左上に左遷されてしまいました。

ボタン名が「回想」から「おまけ」に変わった、という一騒動があったかもしれません。「おまけ」だから左遷しやすい。「回想」だけが左上にあったら違和感がありますよね。

もしかすると次のような解決策も提案されたかもしれません。

ありますよねこういうパターン。表示したい全ての要素を美しく並べて表示できるので、そういう意味では正解の1つです。

しかしこれはダメです。致命的な欠陥があります。太ももが見えなくなってしまいます。先程「顔と胸を隠すな」と言ったのと同じで、太もももまた男性を惹き付ける要素の1つであり、表示しておきたい要素です。その尊い犠牲を払ってまで一列に並べなくても…ということでの左上なのかもしれません。

太ももフェチに配慮したのか、そもそもこの解決案が提案されたのか、それどころか仕方なく左遷したものなのかもわかりませんけど。全部妄想ですし。

まとめ

  • タイトル画面のボタンは一列に並べてボタン群を形成しましょう
  • タイトルCGはそれを可能にする構図にしましょう

タイトルCGはあちこちで利用する都合上制約が多いんでしょうけど、回想ボタンを見つからずプレイヤーが戸惑うのもやっぱり不味いです。タイトル画面のボタンは一列に並べましょう。