「よつのは」感想

DMM GAMES 遊び放題」対象タイトルから目に付いたのをやっていきましょう。今回は「よつのは」。

幼なじみ同士の会話を楽しむ作品

主人公と3人+1人の幼なじみが3年前に通っていた廃園になった学園に忍び込んで思い出に浸るお話です。幼なじみ同士の会話→「そういえばさぁ」と回想が始まる→…の繰り返し。ほぼナレーションがなく、会話9割で話が進んでいきます。

実際の「幼なじみ同士の会話」がどんなものかはよくわかりませんが、それっぽいと感じられる会話が繰り広げられます。長年付き合ってきて色々共有しているからこそ、みたいな小気味のいいテンポで進む会話が楽しかったです。

で、会話は楽しいんですが、シナリオは大して面白くはありませんでした。ヒロイン4人のシナリオを順番に見ていく形なんですが、それぞれが短く、またヒロインのクセが強めで「慣れてきた頃に終わってしまう」というアレです。

唯一クセがなく最初からクソかわいいののちゃんだけが印象に残り、他のヒロインはあまり印象に残りませんでした。ののちゃんは4人のうち2番目の話なんですが、ののちゃんの話が終わったらもうやめてもいいんじゃないかな、と最後までやってもそう思います。

ののちゃんが天使でした

他のヒロインは大変微妙でしたが、ののちゃんは輝いていました。こんな幼なじみのお嬢さんに世話されて駄目人間になりたかったですね。駄目人間にはなれましたけど、結果じゃなくて過程が大事なんですよ。

家事全般完璧で、通い妻みたいなことをしてくれて、気難しいところもなく、妄想だってもう少し手加減するだろってくらい理想的な幼なじみヒロインでした。

ファンディスクはののちゃんが主役なんですが、よつのはが2006/01/27発売で、ファンディスクが2006/09/15発売と8ヶ月弱でファンディスクが出ています。一般的なファンディスクがどうかはわかりませんが、よつのは発売前から「猫宮ののが一番人気になるような設計」で作って「本編とファンディスクの2枚を売って儲ける戦略」だったのかなって。

探索パートがクソ

途中で学園内を移動してヒロインを探すパートが挟まりますが、これが大変面倒くさかったです。

「イージーモード」をONにすればどこにヒロインがいるかがわかるんですが、操作性が褒められたモノではなく、そもそもシナリオが一本道なので探し回る意味もなく、ただただ面倒くさいだけ。自動で歩き回ってくれればそれでよかったのでは。

総評

ののちゃんの部分だけ100点満点で200点くらい付けたいですが、他の部分は大変微妙でした。クソゲーにならなかったのはののちゃんのおかげ。ののちゃんの部分がなかったらクソゲーでした。

最後までやっても、一本道で同じ深さのシナリオを4本読まされるだけなので、ののちゃんの話が終わった時点で切っても何の問題もないです。物語の核心に迫るとかそういうの別にいいんで、安心してそこで終わりにして、ファンディスクの「幼なじみとの暮らし方」に乗り込みましょう。