「ダンジョンズレギオン」感想

魔王に転生した主人公がダンジョンから世界征服を目指すタワーディフェンスゲーム。引っ捕らえた侵入者のヒロインを調教して悪堕ちさせます。そういうゲームです。ゲームとしては大体デモニオンです。攻め込んできたやつらを皆殺しにしつつ、その中に混ざるヒロインは捕獲します。捕獲したらレイプして洗脳して魔王軍に引き入れます。美しい流れですね。

1周で服装差分は別としても一通り全てのシーンを回収できる一本道で、難易度も本当に簡単なEASYが用意されており、1周して雰囲気を楽しむだけなら簡単です。ちなみにEASY、NORMAL、NIGHTMARE、HELLの順で難易度が上がっていくんですが、NIGHTMAREの時点で割と凄まじい難易度で、最高レベルまで強化したヒロインユニットが敵ユニットにプチプチ潰されて笑ってしまいました。これまでのLunasoft作品の高難易度は難しくなるのではなく単に面倒くさくなるだけという印象だったんですが、本作は違いましたね。本当に難しくなってました。EASYをクリアしてからNIGHTMAREをプレイしたんですが、全く別のゲームになってましたね…。

 

本作では「周辺住民から金品や苗床(村娘)を略奪する」というシステムがあり、まぁ村娘を捕まえてきてモンスターがレイプするの楽し~ってアレですね。なんですが略奪は最初にサラッと様子が描かれる以外は略奪隊を組んだらあとは毎ターン獲得する資源の量が増減するだけで、略奪している感が薄かったのが残念なところ。

毎ターン苗床を連れてくるのはいいんですが、それも数値が増えるだけです。悲鳴もテキストもありません。そりゃまぁ毎ターン強奪の様子が流れたらそれはそれでゲームの邪魔ではあるんですが、もうちょっとどうにかならなかったのかなって。

 

とはいえ苗床を「消費」してモンスターを作り出すという設定はさすがLunasoftさん、顧客が求めているものを完璧に理解しています。そういうの大好きですよね。はい大好きです。

本作には「一度モンスターを出産すると二度と出産できなくなる」という設定があり、ゴブリンを1体作るのに苗床を1人消費してしまう感じです。壁に触手か何かで縛り付けて何度も出産させる感じではないんですね。で、この設定ですが中盤以降ほぼ意味をなさなくなります。召喚のための生贄になるなど、そもそも苗床が死んでしまう形での「消費」になります。同じ消費でもちょっと方向性が違いますね。

二通りの「消費」があってグッときました。生贄としての消費が「苗床」なのかというとちょっと違う気もしますけど、グッときたのでオッケーです。ホントこういうほの暗い作品を作らせたらLunasoftさんはすごいです。何なんですかねこの理解の深さ。

 

ゲームとしてもそういう性癖を狙った作品としても、とてもよくできていました。壁に縛り付ける感じの苗床ではありませんが、苗床だとかそういう言葉にグッと来た方にはオススメです。EASYだけだと大体5~6時間くらいでさらっと終わると思います。