「ヤンキー彼女と子作り学園ライフ」感想

ヤンキー(※エロゲヒロイン語。日本語に訳すと「見た目怖そうだけど実は優しい」)なヒロインに助けられて好意を持った主人公が、強引な見合いをさせられそうになっているヒロインを助けて彼氏彼女の関係になっていちゃらぶセックスしまくる、低価格抜きゲーです。

一本道で選択肢はHシーンの射精先選択肢1つだけ。「こういう舞台だから、こういう流れになるんだろうな」と想像したとおりの流れで無事にハッピーエンドになりました。何の捻りもなく大変エロかわいいヒロインといちゃらぶセックスしまくってハッピーエンドまで突き進むので、何らダメージを食らうことなく完走できました。内容はとてもいいです。内容は。

一方でその枠組み、UIは何かすごくて、多分Norn作品はほとんど全部共通なんだろうと思いますが色々ヤバくて、それを端的に表すのが以下のスクリーンショットです。

初回起動時にとりあえずでコンフィグ画面を開くじゃないですか。それで1画面に演出系と音量系の項目がまとまっているところから「あ、これ全部で1画面なんだな」ってなるじゃないですか。それからよく見てあるべき項目がないことに気付くじゃないですか。「は?これテキスト速度変更できないの?」

本作のテキストは1文字ずつ表示されるタイプです。それでこの量のテキストが流れます。

Enterキーを押せば一気に表示できるもののEnterキーを入力するまでは1文字ずつ表示されていて遅いので、ノーウェイトに慣れているととても辛いです。内容以前の問題で、テキスト速度が遅すぎて心が折れそうになりました。

そしてもう少しでポッキリいきそうなところでメニューバーの存在に気付き、よく見たら文字表示なるメニューまであり、中を見てみたらノーウェイトとの感動の再会を果たしたわけです。まさかテキスト速度の設定項目がコンフィグ画面以外の場所にあるとは思いもよらず、コンフィグ画面になかった時点で諦めていました。

この他にもクイックセーブ機能が「通常のセーブ枠の1番目にセーブする機能」だったり

CG回想はサムネイルがあるのにシーン回想にサムネイルがなかったり

ページボタンの位置がわかりづらかったり

といった感じで他メーカーとは一線を画すUIになっており、短いプレイ時間の中で何度も「えぇ…」となりました。テキスト速度は気付ければ、他はそういうものと割り切れば使って使えないことはなく、そもそも規模が小さいのでクイックセーブもページボタンもほぼ使わなかったりするんですけど、それにしてもすごかったです。何かもう…すごかったです。

内容はホント期待通りでとてもよかったので、そのすごいUIの圧に負けて挫折しなくてよかったとは思いますけど、もうちょっとこう…普通であってほしかったです。もしかして新しい方ではいい感じになっているんですかね。