「リアル妹がいる大泉くんのばあい」感想

本作のヒロインは3人いて、それぞれ妹です。実妹、ゲームから出てきた妹、そして男友達の妹。この中で男友達の妹、美紀が大変力強い作品でした。

美紀は最初から好感度高めで、自分の兄に対しては大体こんな感じですが

主人公に対してはこうです。

同じように妹モノのエロゲを買った兄と主人公に対してこの扱いの違い。「他の男に対しては厳しいのに、(多少理不尽なくらい)主人公に対しては積極的で優しい」という様子がまず素晴らしい。

彼女の魅力はこれだけに留まりません。


このように多少の障害は軽く乗り越えて主人公に猛アタックしてきます。ちょっとした障害でつまずいて思い悩むヒロインが多い中、全ての問題をなぎ倒しながら突き進んでくる力強さはとても輝いて見えました。あまりの力強さに笑いすぎて苦しかったです。

これだけ見ると「主人公が好きすぎて振り切れている頭おかしいヒロイン」にも見えますが、難しい状況に置かれている主人公やその妹、自分の兄をよく理解し適切に立ち回る様子も描かれており、まともな感性も持ち合わせていました。全く隙がありません。魅力の塊みたいなヒロインでした。

ところで本作の商品説明を見てみましょう。

リアルな妹から疎まれる主人公が2次元の妹に理想を求め、そして2次元が現実に。
なんでも思い通りにきいてくれる理想の妹と、全然思い通りにならない妹。
二人の妹と接していくなかで、主人公はいつしか本当に大切な物を見つける。

美紀についてはこれっぽっちも触れられていませんね。この作品のメインはあくまでゲームから出てきた妹の登場で揺れる実妹であって、その実妹の親友でしかない美紀は一段下、ルート制御も掛かっておらず、まぁなんというかそういう扱いです。そんな扱いですが、私には一番刺さりました。

それならゲームから出てきた妹と実妹のルートはどうだったんだって話ですが、そちらでも美紀がガンガン出てきてとてもよかったです。美紀ちゃん最高。