「レーシャル・マージ」感想

Racial(人種、民族)のMerge(合併)、差別をなくそう的な話です。田舎の村でじいちゃんばあちゃんたちに囲まれて育った主人公が都会に出てきて、その常軌を逸した無差別思考で次々に人々の心を掴んでいきます。

とてもいい人といい人と少しいい人しか登場しない世界観、一応悪党もいますが根はいい人という徹底ぶり。Trueルートなどない同じ深さのヒロインルートが4本あるだけの普通の作品です。一部に約束を破って暴走するクソ親父が登場しますがそのくらいで、これといってつまずく要素はありません。

あまえんぼの主人公のように素でヒロインの懐にスッと入り込み、巨乳ファンタジーの主人公のようにやることなすこと全てが成功に繋がっていく、そんな素質を持った主人公が順調にヒロインを射止めていく様は読んでいて気持ちよく、軽く読めて後に引きずらない、いい感じの作品でした。