「堕落ロイヤル聖処女」感想

異世界転生した主人公は"異世界から転生してきた先生"として神殿の中で庭いじりしたりしているだけでのんびり暮らせて、麗しい聖女さまも気軽に話し掛けてくれるという素敵な立場。何だかんだあって恋仲になり、聖女さまはどんどん開放的になっていき…そんな話。

夜のひつじ作品なので、ヒロインの皮を被った哲学と向き合う作品かと毎度警戒しているんですが、異世界ファンタジー世界が舞台のため現代社会の厳しい色々を突きつけて抉ってくるようなことはありませんでした。宗教的なふわっとした哲学の話が多めで、あまりキツくなかったですね。比較的ですけど。

またヒロインの聖女さまの軽い感じに助けられた部分も大きいです。



「聖女さま」なんて言ったらいかにもカクカクしていて面倒くさいか、そうでなければとてもこじらせていて面倒くさいか、とにかく面倒くさいイメージじゃないですか。本作の聖女さまはそういう感じではなく、大体この調子です。おかげで楽しく読めました。他作品の面倒くさい感じの聖女の皆様も見習ってほしいです。

Hシーンもロリータシリーズのように「いや…このお嬢さんに手を出すのはダメでしょ…」みたいな感じではなく、一般的なエロゲヒロイン体型を活かしたとてもエロいHシーンが14個。膣内放尿が一番特殊なくらいで、他は無難なシチュエーションでまとまっていていい感じでした。

悪い点は特にありませんでしたね。ヒロインはかわいいし、話も哲学すぎてついていけなくなるようなものではなく、Hシーンもエロく特殊すぎず。機能・UIも紙芝居エロゲとして一通り揃っていました。高レベルに、それでいて誰でも楽しめるように無難に作られた、とても良い作品でした。