「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」感想

前から「そのうち買うかぁ」とは思っていたんです。ですがGAME 遊び放題 プラスで絶え間なくエロゲをやっていたらわざわざ作品を買おうというガッツも湧かず、それでまた先延ばしにして…を繰り返していました。今回たまたまプレイしていた巨乳ファンタジーシリーズが一通り終わり、一息ついたところでダウンロードしたまま忘れ去っていた体験版が目に付き「じゃあやるか」となりました。

さて。本作は世界観が狂っている以外は極めて真面目に作られたキャラゲーでした。世界観は狂いに狂ってます。「抜きゲーみたいな島」とのことですが抜きゲーだって裸足で逃げ出しますよあんなの。

大体常時こんな感じ。下ネタと喘ぎ声が目白押しですが全くエロくありません。狂いすぎていて見る側は冷静になれるというか。多分ライターさんもエロくしようとは思っていなかったのでしょう。この世界のモブキャラクターのセックスは世界観を演出するための小道具でしかありません。

その一方でヒロインはいずれも大変魅力的でした。


まずロリコンを殺すために設計された兵器ヒナミがヤバくて、共通からヒナミルートエンディングまでで幾度となく手で顔を覆って「はぁ~…あぁ…」となるシーンがありました。

続いて家事全般得意な奈々瀬。

こんなの卑怯じゃん…。家事、特に料理を手際よくこなす様子が度々描かれており、幸せが詰まっていました。

そして卓越した先見性を家事に振った文乃。

こちらも奈々瀬同様に家事全般を得意としていて、文乃は次に求められるものを先手を打って用意しておくタイプ。

いずれも非常に魅力的で、ほとんどのルートはそのヒロインの魅力と下ネタやパワーワードの勢いで押し切るものでした。はい。シナリオはそれほど面白くなかったです。何というか個々の戦術は滅茶苦茶上手いのに、そもそも戦略が間違っているせいで台無し…みたいな。全クリして感想記事を書いている今、思い返してみても何らグッときたという記憶は残っていません。苦しくなるくらい笑わされた場面はいくつもありました。ヒロインがかわいすぎて悶えたこともありました。しかし全体の流れ、シナリオとなるとダメで、読後感は何とも微妙なものでした。

ただ、魅力的なヒロインのルートはシナリオが壊滅でしたが、魅力的なヒロインとして挙げなかった美岬ルートはいい感じに美岬の頭がおかしく、豪快に振り回してくれて、とても面白かったです。Trueルートにあたる文乃ルートを解放するための前座ルートの一つでしかないので、微妙な文乃ルートで締めくくられて結局「う、うーん…」となってしまうんですが、美岬ルートだけは間違いなく他のルートより楽しんでいました。

ライター2人のうち一方が美岬ルートを担当していて、それがたまたま私のツボにはまった…んですかね。ルート毎に担当が違ったのかもわかりませんけど。もしくはあまりに長い間先延ばしにしていたせいで変に期待しすぎたのかもしれません。わかりません。

1、2の両方が入ったパックを買ったので、そのまま続けて2をプレイしていきます。個々の部品はとても高レベルですし、美岬ルートはとても面白かったので。

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