「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2」感想

あなたに感動モノで感動できる才能はありますか?

これがぬきたし2のテーマであったように思います。私にはないんですけども。本作ではエピローグ、数年後の幸せな様子がだらだらと描かれるため、感動モノで感動できる才能がないと割とキツいです。

エピローグに至るまでは魅力的なキャラクターと軽快なテキスト、下ネタ、パワーワードの勢いでとても楽しく読み進められるんですが、感動を狙う場面、エピローグの他には信念をぶつけ合う戦闘シーンなども極めて長く、反りが合わなかったためダレてしまいました。もういいよさっさと終われ。

過去に触れた感動モノの未来ノスタルジアは、最初から感動モノの雰囲気を前面に押し出しており、その上で感動できなかったプレイヤーを救う手厚い保険が完備されていて、感動はできませんでしたがいい印象を持って終えられました。

しかし本作は…これ感動モノに見えますか。見えませんよね。「魅力的なキャラクターと軽快なテキスト、下ネタ、パワーワードの勢いでとても楽しく読み進められること」を期待する作品ですよね。そして感動を狙う場面までは実際そのノリなのに、感動を狙う場面はだらだらと長く、「えぇ…もういいからさぁ…」となってしまう。やるならもっと最初から「これは感動モノです」とアピールしてからにしてほしかったです。そしたら何なら買わないまでありましたから。

多分2でぬきたしシリーズを完結させるために、全てを描こうとしたのが間違いだったんじゃないかと思います。思い入れが強すぎて全部描いちゃって、削ることもできずに発売しちゃった。そしたら容量の少ない私は受け取りきれずに溢れちゃって台無し。

ぬきたしを始める前、「クセの強そうな作品だから」と体験版で様子を見ました。下ネタやパワーワードの反りが合わないとキツいですしね。それで無事楽しめそうだと思い、購入を決定しました。実際体験版で体験できる部分は、期待通りどころか期待を上回っていました。けど地雷要素はその先にありました。お前そこかよぉ…。

感動モノで感動できる才能がないと自覚しているなら、戦闘シーンとエピローグは思い切って全スキップした方が、もしかするといい印象を持って終えられるかもしれません。

あと、そんな中で終始笑いながらプレイできて気持ちよく終われた美岬ルートはアレ何なんでしょうね。相変わらず前座ルートですけど、このルートだけはホント異彩を放っていました。

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