タイトル画面で何とも言えない表情を浮かべているこのお嬢さんがたまたま通りかかった極悪性犯罪者の目にとまってしまい悲惨な目に遭う、そんな作品。最終的に、というか中盤で心が折れて屈服してしまいますが、それまでは酷い目に遭いながらも反撃のチャンスをうかがっており、その姿が印象的でした。
とてもかわいい。
突然わけわからんおっさんに襲われてレイプされ、写真とかいう未知の技術を目の当たりにして、それでもめげずに食らいつく…なかなかできることではないと思います。まぁ結局翻弄され、屈服させられるんですけども。
中盤以降はもうめちゃくちゃにされ、その様子を撮影され、挙げ句の果てに異世界に拉致られるというちょっと抜きゲーのレイプされるために生まれてきたヒロインでもなかなか体験しないような酷い目に遭います。まぁ抜きゲーなので、その姿がエロければ何の文句もないんですけどね。実際その点に関しては全く文句はありません。とてもエロかったです。エロくはあった。エロ…かったんだけどなぁ…。
問題はこちら。まず本作のゲームシステムをさらっと説明します。
十字キーの上左右には「ヒロインに何をするか」を選ぶ機能が割り当てられています。上だと「早く揉む」ですね。実行するとランダムに嫌悪、ノーマル感度、クリティカル感度のいずれかになり、感度が上下します。
感度をある程度貯めると下キーで「エクスタシーモード」を発動でき、下キーを押しっぱなしにすることで感度を消費しながら絶頂度をゴリゴリ稼ぐことができ、このときドット絵がアニメーションします。多分ここが抜きどきで、問題点。
下キーを押しっぱなしにする必要があるのに、左手で下キーは押しづらいですね。右手を上下する邪魔になります。わざわざキーボードを左にずらすかというと机がそんなに片付いていないことも多く…。
そして「感度を消費する」というところも不味く、限界まで貯めてもあっという間で終わってしまい、終わるとアニメーションが止まります。え、ちょっと待ってこっちはまだ終わってないんですけど…。アニメーションを再開するにはミニゲームで感度を貯め直す必要があり、まぁ貯めたところでまたあっという間で溶けてなくなるんですけどね…。
エロいんですよ。エロいのに、とても使いづらい。そこが残念でした。
1時間規模の小規模な作品の中で楽しい掛け合いを見られましたし、使いづらさに目をつむればエロも素晴らしく、いい作品だと思います。使うかというと、使いづらいので使いませんけども。