「魔姫ブラッディマリー」感想

魔王様が人間を滅ぼして世界を支配する的な世界観で、徐々に激しくなる人間軍の侵攻を100ターン防ぐと人間軍の大軍が襲ってきて、それを防ぎきればクリア、というタワーディフェンス的な本作。

1ターンはそれほど長くありませんが、単純作業を100ターン延々と繰り返すのはちょっとキツいです。戦闘も開始直後に攻撃魔法を放り込むだけで人間軍が壊滅して撤退するので最初から最後まで「開始直後に攻撃魔法」だけの単純作業。

じゃあせめてHシーンは…ステータスを上げるために行うHシーンがありますがすぐにステータスが限界に達するため中盤以降セックスレスになります。最初はあんなに熱心だったのに…。一応条件を満たす度に解放されるHシーンもありますがマリーと違いおかか先生が描いているわけでもないモブキャラなので…。そういうワケでどう足掻いても100ターン作業ゲーは避けられません。

で、条件を満たすと解放されるHシーンですが、条件が「特定のユニットを5000体倒す」というのがあります。大群同士がぶつかり合う戦争モノですので、まぁ非現実的な数ではありません。ですが面倒な数であることには変わりありません。

難易度VeryEasyやEasyでは敵が少なすぎて全く足りません。Normalでも4000体程度しか倒せないので結局どの難易度を選んでも1周では達成できず、引き継いだ2周目までもつれ込むことになります。150ターンとか掛かるわけですね。100ターンでもキツいのに。

それで解放されるHシーンが…これまた大変微妙です。とても短く、CGもマリーを担当しているおかか先生ではなく「あ、そういうのいいです」といった感じ。この作品を手に取るのは十中八九おかか先生の素晴らしいCGに惹かれてだと思うんですが、そんな人々にあのHシーンを見せても微妙な反応にしかならないんじゃないかと思います。

これがたとえば1ゲーム50ターンでクリアとか、もしくは1周しているうちに意識しなくても条件を達成できるとか、そういうものなら何ともないんですけど「わざわざそのための作業をしてこれ」となると…。

「スッキリ爽快!すいすい進んで滅茶苦茶楽しい!面白い!」みたいなのは期待していませんでしたけど、何とも言い難い作品でした。もう少し短くさくっと終わる感じに仕上げていれば、ここまでキツく感じなかったかもしれません。