エロゲを快適にプレイするためのキーボード操作

エロゲは主にWindowsパソコンでプレイするモノなので、Windowsを使いこなせるようになるとエロゲも快適にプレイできるようになります。

と言っても難しいことはありません。これから紹介する機能を適当に試してみて、便利そうだったら使ってみて、あなたのエロゲライフに定着したらおめでとうってだけです。

緊急脱出用途

画面にヤバいものが映っている状況を正確かつ短時間で何とかします。同居人が部屋に近付いてきた気配がある、みたいなときに使います。ただし画面を切り替えるだけなので、音はそのまま流れ続けます。ボイス再生中でなければ、作業用BGMだとでも言い張って何とかしてください。

Alt+Tab

Altキーを押しながらTabキーを連打すると、ウィンドウを切り替えられます。

エロゲ用途以外でもキーボードだけでウィンドウを切り替えられるので大変便利です。

Windows+L

Altキーの左側辺りにあるWindowsのロゴのキーを押しながらLキーを押すと、画面をロックします。ロック画面から復帰するには、パスワードを設定している場合はパスワード入力を求められ、設定していない場合はEnterキーを押すだけです。

本来の用途は「パスワードを設定しておき、離席中に他人にパソコンを操作されるのを防ぐ」です。

Windows+D

デスクトップを表示します。特にウィンドウを切り替えたりせずにもう一度Windows+Dすれば元の状態に戻ります。

左手でウィンドウを閉じる

ウィンドウ右上の×ボタンをクリックするのが一般的ですが他にもあります。右手を使いたくないときでも、左手だけでウィンドウを閉じられるようになります。

Alt+F4

Altキーを押しながらF4キーを押すと、ウィンドウを閉じます。ただ、左手だけでやろうとすると親指をAltキーに、中指か人差し指でF4キーを押すというホームポジションからの大移動が必要で、あまり使いやすくないのが欠点。

Alt → Space → C

Altキーを押してからSpaceキーを押すと、ウィンドウ左上にメニューが表示されます。タイトルバーの左端をクリックした場合にも同じメニューが表示されます。そこから各メニューの右側に括弧書きされているアルファベットキーを押せばその機能を使用でき、Cキーは「閉じる」機能です。Alt+F4より移動距離が短いのが利点。

基本的にCキーしか使いませんが、Nキー(最小化)やMキー(カーソルキーを使ったウィンドウの移動)なども一応便利。

ゲーム内の操作

カーソル(矢印)

作品によっては選択肢を選ぶなどの用途で使えます。

Tab

Tabキーは「次の要素にカーソルを移動する」という機能があります。Shiftキーを押しながらTabキーを押すと「前の要素に~」です。「要素」とは大雑把に「クリックできるもの」と理解しておけば大体合ってます。

次の入力欄、ボタンなどにマウスを使わずに移動できるので大変便利ですが、エロゲにおいては使えないことも多いです。

Tabキーの移動順はそれぞれの要素のTabIndexとかTabOrderとかいう設定値を参照します。この値が適切に設定されていないと、直感に反する変な順番で移動します。その場合はまぁ開発者の人々を恨むなどしてください。

Enter、Space

Enterキーは、Tabキーやカーソルキーなどでカーソルを合わせたボタンなどで押します。文字入力中でなければSpaceキーでも可。

Alt

ウィンドウのメニューバーにカーソルを合わせます。メニューバーは「ファイル(F)」とかが並んでいるアレです。ここも括弧書きのアルファベットキーを押せばそれを選択できますし、カーソルキーでも移動できます。メニューバーから脱出したい場合はもう一度Altキーを押します。

昨今のエロゲでは、見栄えを優先してメニューバーを隠したり用意していない場合もあります。隠している場合はマウスカーソルを近づけたりAltキーを押したりすれば表示されます。多分。

Esc

脱出するキーです。エロゲにおいては、セーブ画面などのサブ画面からメインのゲーム画面に戻ったり、確認メッセージを消したりするのに使われています。作品によって挙動が違うのが難点。

まとめ

全部一気に覚えようとするのはやめましょう。急ぐ話でもないので、1つ2つ使ってみて便利だと思ったら使い続けて徐々に定着させていきましょう。