クソUIで学ぶエロゲUIデザイン「必要ないヘルプを設置する」

 


これは艶花サクラメントのマップ画面です。エロゲオタクの皆様は、というか一般人の方でも、それぞれの表示、ボタンが何を意味しているかを見た瞬間におおよそ理解できたかと思います。

見ただけでわからなかった要素をちょっと確認してみますか。まず「学園外」「廊下」という表示は行き先でしょうかね。マウスカーソルを合わせてみてもオンマウス演出がなかったことから、単に場所の名前を表示しているだけのようです。

その右側にヒロインが表示されています。学園外には青髪のヒロインがいて、廊下には2人のヒロインがいることがわかります。では廊下に行くと2人同時に会うことになるのか、どちらか一方のヒロインを選ぶのか、ということで赤髪のヒロインにマウスカーソルを合わせてみたところ、赤髪のヒロインだけオンマウス演出が行われました。

ってことは選んだヒロインとだけ会うんですね。

以上の確認に掛かった時間がえーっと、ゆっくりやって5秒くらいですか。日付表示は…まぁいいですね。今1日目で、2日目になったら下線が2日目のところに移るのでしょう。タイムトラベルモノでもないので、まぁ日付クリックで戻るとかはないでしょう。

ここまで理解したところで画面右上に何か変なものを見つけました。ヘルプだそうです。マップ画面で…ヘルプ…?何か特殊な機能でもあるのでしょうか。見てみましょう。

画面を見て数秒マウスを動かしただけで理解した内容を、文字で説明されました。何も理解は深まりませんでした。強いて言えば「マップ画面に特殊な機能がないこと」は理解できましたがそれだけです。「なんだよこのヘルプ…」という負の感情の方が何倍も強かったです。

 

マップ画面がちょっと触っただけで全て理解できるほどわかりやすく作られているのに、そこにわざわざヘルプを設置したら、そりゃプレイヤーは「え、まだ何かあるの?」となりますって。そしてこのヘルプ画面が表示されたらそりゃため息ですって。

もしかしたらマップ画面を見て理解できなかった人もいたかもしれませんが、その数倍は何の役にも立たないマップ画面を見て舌打ちした人がいただろうと思います。というかあのマップ画面を理解できない人がこの作品をインストールしてここまでゲームを進められるとは思えません。

特殊なシステムのないエロゲに、ヘルプが必要になるような複雑怪奇なUIは必要ないはずです。ヘルプが必要になったら、まずそのクソUIを見直すべきです。そうすれば見た人の9割以上が舌打ちするようなヘルプ画面を作らずに済みますから。