ノーヒント選択肢があるなら、目当てのヒロインなんていないのかもしれない

これはナツイロココロログのゲーム画面で選択肢が表示されたところです。ヒロイン達と海に来て水着姿を満喫して、さてお目当てのヒロインに会いに行こうかな。じゃあどこに行きましょうか。…どこに行けばいいのでしょうか。

目当てのヒロインが浜辺、岩場、現在地のどこに生えているのか、私にはわかりません。「あの先輩なら岩場の方にいるだろうな」なんて卓越した推測力を持っているわけではないので、単純に1/3のくじ引きです。

そしたら先輩のルートに進みたい私はどうしたらいいでしょうか。そりゃセーブですよね。セーブして上から順に選んでいき、先輩と会えたらそのまま進む。それ自体は何ら難しくありません。しかし浜辺で後輩と出会ってロードして、岩場で妹と出会ってロードして、現在地でやっと先輩と出会うその体験が作品の評価に好影響を及ぼすかというと…プレイヤーを微妙な気持ちにするだけではないでしょうか。

うーん、腑に落ちませんね。では他の可能性を考えてみましょうか。もしかすると大半のプレイヤーに「目当てのヒロイン」なんて概念は存在せず、好みの選択肢を選んでいった結果として結ばれたヒロインで満足しているとしたら。それならこの選択肢でいいのかもしれません。目当てのヒロインがいるから不味いのであって、なんとなく浜辺に行って後輩と会って結婚してハッピーエンドでいいなら何の問題も発生しません。それで後輩ルートに満足して他のルートも気になったら今度は岩場で妹と出会って結婚してハッピーエンド。最後に現在地で先輩と以下略。

私はこれまでずっと目当てのヒロインを決めて攻略情報に従ってプレイしてきたので、他のプレイスタイルを知りません。あなたはどのようにルートを選んでいますか。目当てのヒロインを決めて狙っていくのか、なんとなく進んで結ばれたヒロインで満足するのか。それとも全く違う選び方…? ノーヒント選択肢はどういうプレイスタイルを想定しているのでしょうか。