マップ画面を廃止してキャラクター選択画面に切り替えませんか?


これは艶花サクラメントの何の変哲もないマップ画面です。会いたいヒロインをクリックすると、そのヒロインのイベントが始まります。普通ですね。

マップ画面は、ヒロインの名前を意識させずに、ヒロインを指名できるようにするUIです。エロゲヒロインの名前なんていちいち覚えてねぇっていうか読めねぇんだよ、というエロゲオタクでもストレスなく目的のヒロインと会いに行けます。ただ、マップ画面というのはそれほど使いやすいUIではありません。

  • 場所をクリックすればいいのか、ヒロインをクリックすればいいのか
  • どこからどこまでがボタンなのか(紫色の部分全てが「廊下」ボタンなのか)
  • ヒロインが複数人いる場所では個別に会えるのか
  • マップが1画面であるか、2階3階や屋外が存在するのか
  • 表示されていないヒロインは会えないのか他のマップにいるのか
  • 誰もいない場所に行けるのか、誰もいない場所は表示されないのか

それぞれその気になれば一瞬で理解できる疑問とはいえ、パッと見ただけでは断言できません。マウスカーソルを当ててみたり、よく見て考えたりする必要があります。面倒ですね。

ではこのような面倒を一切発生させない激強UIを見てみましょう。

これはナデレボ!のキャラクター選択画面です。こちらも何の変哲もありませんが、これはすごいUIですよ。

場所の概念がなく、会いたいヒロインのボタンをクリックすればいいことが明確です。ボタンはこの長方形であり、その外側がボタンでないこともわかりやすい。1階も3階もなく表示されていないヒロインは会えないものと一発で諦められます。もちろん「誰もいない場所」なんてものもありません。理解に手間取る要素が何もありません。素敵すぎる。

キャラクター選択画面には場所の概念がないので、ヒロインがどこにいるかはわかりません。会いに行ったら自宅かもしれないし、教室かもしれません。けどプレイヤーは「教室にいるヒロイン」ではなく「ヒロイン」に会いたいだけで、場所なんてどうでもいいです。ヒロインを選ぶ時点で場所情報は楽しさに寄与せず、イベントが始まってから背景が廊下であれば十分間に合います。じゃあ何の問題もないじゃないですか。

キャラクター選択画面はプレイヤーだけでなく制作陣の負担も軽減します。学園の詳細な間取りを決める必要がなくなり、マップ画像(場合によっては複数枚)も作らずに済みます。廊下や学園外などという場所の名前を考える必要も、それぞれのアイコンを作る必要もありません。真っ白な画面に「キャラクター選択」とタイトルを設置して、あとはヒロインボタンを並べるだけです。

 

マップ画面には名前を意識させないという効果はありますが、プレイヤーにも制作陣にも重い負荷が掛かります。そして名前を意識させないだけならキャラクター選択画面で十分です。それならマップ画面なんてやめちゃいましょう。