作品名を4文字に略されてもわからないエロゲオタクの話

「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」は長いから「ぬきたし」にしよう―エロゲにはよくある話ですね。あれ、わかりますか。私はわかりません。

「ぬきたし」は「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」のことである、と頭の中で繋げるには言葉を2つ覚える必要があります。正式名称と略称ですね。物事を覚えるには、それとの付き合いの長さが重要です。

付き合いが長い人

発売前から公式サイトに通い、幾度かの延期を経て手元に届き、エロゲオタク仲間とTwitterでやりとりしながら作品を味わう―そういう付き合いですね。

「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」について考える回数が多いので、毎回正式名称で考えていたら大変です。このため略称を覚えるだけの価値が十分にあります。

付き合いが短い人

一方で私の場合。私は主にGAME 遊び放題 プラスでプレイするため、作品は発売済みです。「発売待ち」が存在しないため付き合いが「プレイ期間」のみになります。また新作ほど注目を集めないため、エロゲオタク仲間とやりとりすることもありません。パッケージ版と違い物理的に存在しないため、プレイ後に視界に入ることもほぼありません。

こうなると「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」について考える回数は何倍も少なく、文字数を削減する気になれません。どうせ短い付き合いなんだから、言葉を余計に1つ覚えるくらいなら正式名称でいいや。

 

こう考えると、略称を使っているのは新作を買うエロゲ業界を支えている人々なのかも。がんばれー。略称は必要に応じて発生するものなので、発売延期がなくなり発表から短期間で発売するようになったら消えてなくなるのかも?