目頭の描き方の話


ぬきたしの目頭の描き方が面白かったので、今回の目頭の描き方の話をしましょう。


こちらは冒頭の画像に対して、わかりやすくするために色合いを加工して線を書き加えたものです。白目の左側、目頭の部分が尖っていますね。はい。ということで三次元の人間の顔を見てみましょう。

なるほど、目頭が尖っていますね。それも上まぶたがぐいーっと下がってきている感じなのに対して、下まぶたは真横に伸びているだけですね。これを表現するためか、目頭は目の真ん中より少し下に描かれていますね。なるほど。

ちなみに写真ではわかりづらいですが、まつげは目頭付近では減少します。意識して鏡を見てみればわかると思います。これを表現するためか、まつげから目頭までに「まつげが付いていない白目」があります。上の方の緑線の辺り。目尻の方はまつげが減ったりしないどころかまつげは外側に向けて伸びるので、目尻までしっかりまつげが付いていますね。

ところでちょっとぬきたし以外の作品を見てみましょう。

こちらはあざスミのタイトル画面に表示されるCGです。尖ってないですね。というか目頭という概念が消えてなくなってませんか…?

頑張って凝視すれば「これが目頭…かな」みたいなのが見えてこなくもないですが、ぬきたしのそれと比べてはっきりしていません。pixivのランキングを眺めてみても、尖らせることで目頭を表現している人はあまりいないみたい。ほとんどが上まつげと下まつげを直線や曲線で繋いでいました。

私も昔描いていた頃はそうしていました。今回ぬきたしの目頭の描き方に気付くまでは、ホント何の疑問も持っていませんでしたね…。へぇ~目頭、そういえば描いてなかったなって。

一般的な目頭を省略した目の描き方はおかしいからぬきたしみたいに目頭を描こう、という話ではなく、結局かわいく描きやすければ何でもいいんですけども。おかしいで言えばまゆげとまつげの太さが逆転しているところからそもそもおかしいんですから今更です。今目頭を省略していて、イマイチ気に入らないなら、目頭を描いてみてはどうでしょうって。目頭を描いた方がかわいくなるんだったら描けばいい。そういう話です。