感動モノによくあるアレが苦手なんです。


これはpieces / 渡り鳥のソムニウムの1シーンです。誰かの名前を呼んでいますが、聞き取れなかったのか「――ちゃん」になっています。感動モノ、シナリオゲーでよくあるやつですね。私これダメなんです。

大事なことを途中まで言いかけて気絶するとか、夢の中で意味深なメッセージをぶつけられるとか、まとめて全部ダメです。遭遇するとイライラしてしまって感動に結びつきません。

pieces / 渡り鳥のソムニウムはキャラクター同士の掛け合いやヒロインの魅力は素晴らしかったのですが、この感動モノ仕草がキツく2ルート目半ばで心が折れました。Whirlpool作品は猫忍えくすはーとシリーズや初情スプリンクルなど楽しい作品をプレイしてきたので「感動モノっぽさ出てるけどWhirlpoolだしまぁ大丈夫だろう」と軽い気持ちで始めたんですがいやぁダメでした。クリックする指がなかなか進まず、魅力的なヒロインたちに支えられて何とか2ルート目半ばまでは進めたものの、ダメでした。これから楽しくなったのかもしれませんが、途中で心が折れたので私のpieces / 渡り鳥のソムニウムとのご縁はここでお終い。

感動モノで感動する才能がないのでイマイチわからないのですが、才能のある皆様は感動モノ仕草でテンションが上がるものなのでしょうか。その後もpieces / 揺り籠のカナリアやアンレス・テルミナリアといった感動モノ(多分)を作り続けているところを見ると、テンションが上がる人も多いということなのでしょうけど。