「クイックセーブしました」が必要な理由

これは姫と乙女のヤキモチLOVEのプレイ中にQ.SAVEボタンをクリックして不安になったところです。右端に「クイックセーブします」という説明があるのでクイックセーブするボタンであることに不安はありませんでしたが、完了報告がなかったため無事にクイックセーブできたかわからず不安になりました。

「クイックセーブしました」なんてそんなのわかってるわうるせぇなというのもわかりますが、アレがないとそれはそれで不安になるんです。上司経験のある皆様、部下に任せた仕事の完了報告がなかったら不安になりますよね。それと同じです。

クイックセーブ機能はその性質上画面が変化しません。普通のセーブ画面ならセーブ枠のサムネイルや日時が変わるのでセーブできたことがわかりますが、クイックセーブはゲーム画面でセーブする機能なのでセーブ枠が見えず、見えないものが変化してもわかりません。無事にクイックセーブできたことを確認するためにセーブ画面を開くってそれではクイックセーブの意味がありません。

だからといって「クイックセーブしました」なんてそんなのわかってるわうるせぇなというのもまたわかるわけで、今回もそれで完了報告が省かれたのかもしれませんね。OKボタンをクリックで処理しなければならないと、クイックセーブがあまりクイックでなくなり旨味が薄れてしまいます。じゃあどうするかといえば、自動で消えるメッセージにするという手があります。右端のヘルプを「クイックセーブしました」に変化させるとか。画面に変化があればプレイヤーは気付くでしょうから多分それで十分です。「あぁクイックセーブできたんだね」でさらっと流せます。

シナリオでならまだしも、UIでプレイヤーが不安になっても何も得がありません。不安にならないよう、完了報告してあげてください。