「何だこの背景!?」を防ぐ

これはアイキスの1シーン、主人公がヒロインさんに弄られている場面です…が、それは今回どうでもよくて。ヒロインさんの右側に湯船の蓋が立てかけられていますね。初めて見た収納方法だったので、主人公を弄っているいきいきとした表情のヒロインさんそっちのけで興味を持ってしまいました。

自宅の風呂が普通かどうかはちょっと自信がありませんが、仮に今回の収納方法が普通ではないものだったとしたら、私のように興味を持ってしまったプレイヤーが他にもいただろうと思います。何人かは興味が勝ってインターネットに旅立って帰らぬ人になってしまったかもしれません。

プレイヤーがインターネットに旅立つことがエロゲにプラスに作用することなんてないので、まぁダメですね。背景に過去作のヒロインをこっそり潜ませておいて過去作に興味を持ってもらうというのならまだしも、湯船の蓋をきっかけに旅立たれてはどうしようもありません。

「確かにこんなのでインターネットに旅立ってほしくないな」となったら、背景は開発陣総出で回覧して変なものが映り込んでいないか確認するといいでしょう。岩手県出身の背景担当者が岩手県のみに広く普及している異物をぶち込んでしまっても、本人はそれが普通なのでおかしいと気付けません。方言をそうと気付かずに使ってお里がバレちゃうやつです。

でもそれを5人、10人が見れば、誰かが引っ掛かりを感じてくれるかもしれません。あとはそれを遠慮なく出してくれる場でさえあれば「え、これウチの周りだけだったの!?」が発生して背景が無難になります。おめでとうございます。背景ですから無難でいいんですよ。特定の地域を聖地として巻き込むわけでもない風呂ですしねこれ。

 

にしてもこの収納方法、私の生活圏外では広く普及していたりするのでしょうかね…?