残念なUI「ボタンを押さないとボタンが有効にならない」

これは巨乳魔女のタイトル画面です。メニューボタンの右半分がグレーアウトしていますね。「プロローグから」「本編から」、そして各種回想ボタン…なるほど、一度プロローグを終えて本編に到達したら上2つが、そして1周クリアしたら下3つも解放されるってやつですね。完全に理解しました。

理解したところでまずコンフィグ画面を見てみましょうか。えーっと、はじめから、続きから、おま…おまけ…?

回想ボタンが右半分にあるのに、別におまけボタンがあります。何でしょうねこれ。押してみましょう。

回想ボタンが解放されました。

意味わからなくないですか。おまけなんてボタンは削除して、最初から回想ボタンを有効にしておけばよくないですか。そうすればボタンの数が1つ減り、作らなきゃいけないボタン画像が一つ減り、プレイヤーが理解しなければならないボタンも1つ減り、何よりクリック数を1回減らせます。巨乳魔女に関わる全ての人々が少しだけ幸せになるでしょう。世界平和に近付きます。

それなのになぜこんなボタンを設置してしまったのか。単純に開発当時変なテンションになっていてやらかしてしまった説も割と濃厚ですが、もしかするとボタンの数を偶数にしたかったのかもしれません。

9個のボタンを1列に並べるのはこのタイトル画面のデザインでは難しいですね。それなら2列にすればいい。けど2列にする場合奇数個ではイマイチ美しくなりません。だからといってエロゲなんてシンプルなゲームですから、これ以上ボタンを追加してみようにも…あ、そうだ。そこで思いついてしまったのがおまけボタンというワケです。

そもそも「プロローグから」「本編から」ボタンなんてそうそう使わないんだから「はじめから」で始めた後にゲーム画面上の選択肢として表示すればよくないかとか、「プロローグから」ボタンと「おまけ」ボタンを削除すれば8個で偶数だよなとか、色々考えられますがとりあえずそのおまけボタンはどうかと思います。