「ググろうと思わせないテキスト」でインターネットに旅立つ事故を防ぐ


これは幼馴染の心が読めたらどうするか?の一場面です。何か見慣れない言葉がありました。えーっとクロテッドクリーム 検索っと。

多分あるあるだと思うんですけど、エロゲで知らない言葉に遭遇したら、軽率にググってしまいませんか。私はよくやります。別にクロテッドクリームが何だかわからなくても、スコーンに塗るクリームだろうとふわっと理解して流せばよかろうところなんですが、ついやってしまいます。こうして多分死ぬまで役に立たないであろう知識が1つ増えましたとさ。

単純に雑学知識が1つ増えてめでたしめでたしならいいんですけど、そうじゃないんですよね。プレイヤーはこの魅力的な世界観にどっぷり浸かって物語を味わっている状態から、よくわからない言葉によって現実に引き戻されてしまいます。そして最悪の場合、そのままインターネットに旅立って帰らぬ人になります。10年後に戻ってきたプレイヤーはまぁ何が何だかですね。こいつらなんでスコーン食ってたんだっけ?もう色々台無しです。

 

「スコーンに関していえばクリームとジャムをたっぷり塗って」にしていれば、プレイヤーは旅立ちませんでした。もしかするとスコーンで旅立ったかもしれませんが、クロテッドクリームで旅立つ事故は防げたはずです。

「クリーム」と書いたところでイギリス文化やスコーンに一家言あるエロゲオタク(っているんですかね…?)がちょっと引っ掛かるかもしれないだけで、その他大勢のスコーンを知らなかったり知っていても何を塗るかまでは知らなかったりするエロゲオタクは何とも思わないはずです。ふーんクリームとジャムを塗って食べるのが好きなのか~って。

 

エロゲのテキストで雑学知識を増やすのも楽しみの一つではありますけど、必須ではありませんし主たる楽しみでもありません。そしてインターネットに旅立ってしまうのは、プレイヤーにとって集中の邪魔になる悲しい事故です。UIデザイン担当者がどうこうする問題ではありませんが、どうにかしないとプレイヤーが旅立ってしまいます。ライターの人と話す機会があれば、話題にしてみてほしいです。