これはMilkyQuestIIのタイトル画面です。メニューはstartとcontinueの2つ。そしてstartは初期値なので最初から選ばれた状態です。これはとても不味いUIです。
何が不味いかというと、中断して翌日に再開しようとしたところを想像してみましょう。何なら取り返しの付かない失敗をしてしまいタイトル画面に戻ってやりなおすところでもいいでしょう。とにかくタイトル画面からcontinueしようとする場面です。
始めてから休みなくプレイしてクリアする例外を除き、startよりcontinueする回数の方が多いですね。それに対してstartが初期値なので、毎回タイトル画面で「ちょっと待てよ?」と思い止まって↓キーを入力する必要があるんですね。「ちょっと待てよ?」できずに決定キーを連打してstartして悲しい思いをする事故が全国各地で多発したものと思います。私は学習能力が低いので何度もやらかしました。
初期値というものは、そのまま入力されやすい値です。そのまま入力されたら不味い値は初期値にしてはいけません。今回も「セーブデータの有無を調べて、あればcontinueで、なければstart」というような挙動になっていれば多くの事故を防げたはずです。どうか初期値の設定にはご注意ください。