専門アカウントのすすめ

私はX(Twitter)でほぼエロゲの話しかしていません。たとえ交通事故で家族が死のうと、選挙の結果がどうなろうと、医者から余命宣告されたって変わりません。なぜって、エロゲ専門アカウントなので。

専門アカウントは特定分野のみを扱うアカウントです。私はエロゲ分野のみを扱う専門アカウント。エロゲ以外にも日々様々な経験をしていますがこのアカウントでは触れません。だって私が何を食べ、どこに行ったかなんてどうでもいいでしょ? フォロワーの皆様はエロゲの話題を求めて私をフォローしたのでしょうから。

専門アカウントは投稿すべきかの判断が簡単です。今日レストランでハンバーグを食べたことはエロゲ分野か。エロゲをインストールしたことはエロゲ分野か。簡単ですね。これが専門アカウントでない「私のアカウント」だと、レストランで食べたハンバーグが美味しかったら投稿しなきゃいけない気がしますし、エロゲをインストールしたことも投稿した方がいいのか…な? わかりませんね。

専門アカウントなので、プロフィールページに並んでいるのは特定分野の話題です。このため専門アカウントをフォローするのはその分野に興味がある人です。野球の話題を求めて私をフォローする人はいないでしょう。そうすると、私がエロゲ分野だと判断した投稿はそのままフォロワーの皆さんが求めている投稿ということになります。「私のアカウント」ではそうはいきませんね。私が野球の話題で盛り上がったときにフォローしてきたフォロワーが、ハンバーグの話題を求めているかはわかりませんから。

こういう運用なので、何を求められているかわからず迷走した挙げ句に炎上なんてこともありません。エロゲ専門アカウントなので、日々の生活の中からエロゲだけピックアップして投稿していればいいんです。エロゲ分野の出来事が発生しなかったら投稿しなければいいんです。だって政治の話も飲み会の話もフォロワーの皆様は求めていませんから。無理矢理捻り出してもウザがられるだけです。

私たちの多くはアイドルでも芸能人でもないただの一般人です。学校で人気者でなかった一般人-1の私たちが「私のアカウント」で全てを出してもまぁウケません。だって学校で実践済みじゃないですか。全てを出した結果人気者にならないまま、もしくは嫌われながら今に至るわけじゃないですか。今更そんなのSNSで再現しなくてもいいじゃないですか。

長時間同じ部屋で過ごす学校や職場では隠し通すのは難しいので、隠すものを選びます。エロゲ趣味は隠すけど他は無理だから諦めよう。ですがSNSは逆です。見せるものを選べるんです。それならエロゲだけ出せばいいじゃないですか。「私のアカウント」から「専門アカウント」に切り替えてみませんか。SNSの運用がとても楽になりますよ。