これははーれむ村の射精カウントダウンです。主人公が射精しそうであることをプレイヤーに伝えるUIです。プレイヤーは別に主人公に合わせたいわけではないと思いますが、主人公とほぼ同時にヒロインもイくので、それに合わせて射精したい人向けの機能なんだと思います。
はーれむ村の射精カウントダウンは10から始まり0で射精します。一般的な射精カウントダウンですね。「次の射精まで7」なら7クリックで射精に至ることが、初めての人にも簡単に伝わります。
このようなカウントダウン形式は「射精までの残り時間」や「主人公の耐久力」が減っていく表現であり、0がゴールであることが明確です。
ところが今回、キミに迫るオトメのレッスンで射精カウントアップという珍しいUIに遭遇しました。
1から5までカウントアップしていきます。射精感が「高まる」表現かな。
カウントアップはカウントダウンと違いゴールがあいまいです。3、5、10のいずれかだと思いますが、今まさにタイミングを合わせたいプレイヤーが迷うようでは困りますね。5だと思って合わせたら10でしたって、それでは出てしまいます。この問題を解消するために、5文字並べてゴールを明確にしています。ゴール問題は解消できましたが設置面積が大きいのが難点です。これが嫌われているのか、他の作品でカウントアップを見た記憶がありません。
どちらが正解ということはありませんが、一般的にはカウントダウンなので、オナニー中のプレイヤーを驚かせて色々台無しにしないよう、無難にカウントダウンにしておいた方がいいんじゃないかと思います。
ちょっと話を変えますが、冒頭で「主人公ではなくヒロインのタイミングに合わせたい」という話をしました。けどそれなら「射精」カウントダウンというのは少しズレているように思います。
2:気持ちよくなってきた
1:もう出そうだ
0:主人公「うっ出るっ…!」どぴゅっ
ヒロイン「あああっ~」←プレイヤーが合わせたいタイミング
ではなく
3:気持ちよくなってきた
2:もう出そうだ
1:主人公「うっ出るっ…!」どぴゅっ
0:ヒロイン「あああっ~」
こうした方が合わせやすくないですか。「射精」カウントダウンではなくなりますけど、なんと言ったらいいんでしょうねこれ。絶頂カウントダウンでしょうか。
それで気になってはーれむ村のHシーンを確認したところ
2:気持ちよくなってきた
1:もう出そうだ
0:ヒロイン「あああっ~」+射精差分CGに切り替え
こんな感じで主人公の射精描写はCGに任せて、テキストはヒロインをイかせるだけにしてタイミングを合わせていました。なるほど。テキストだけでは主人公とヒロインを動じにイかせるのは難しいですが、一方をテキストで、もう一方をCGでイかせればいいんですね。普段全く気にしていなかったので気付きませんでした。
ちなみにコンフィグ画面を見ると、「射精カウント」が正式名称みたいです。
これならアップ、ダウンを使い分ける必要がなくて便利ですね。射精回数のカウントに見えるかもしれませんが、紙芝居エロゲでそんな意味わからん機能は多分ないので、わざわざアップ、ダウンを付けて使い分けなくてもいいのかも。